あなたの釣りのパートナー【大型釣り具店】

釣り具のまるきん

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |

九州(佐賀・長崎)の釣り情報サイト
九州の海釣り情報はお任せ!! 最新釣果情報・釣り場情報満載!
(九州・平戸・生月島・的山・五島列島・男女群島・唐津・呼子・伊万里湾ほか)

6月24日(日)中潮

まるきん船釣りツアー(生月沖の大アジ狙い)

お世話になりましたのは、生月島・壱部港の佳福丸(桝屋船長)。

釣り方は“吹き流し”、九州なら“ズボ釣り”が名が通りますね。(釣り方・仕掛けは後ほど)


スケジュール公開後、すぐに満員(キャンセル待ちも)になる“超!人気釣魚種”。


“だい”の大人が土砂降りの雨をものともせず、むしろ喜んで釣りに行くその魅力は?。


1つ目は、釣れるサイズ。通常、40センチ越えたら大アジと言うのに、ここでは50センチ越えないと呼ばれません。

2つ目は、釣り方の難しさ。“棚の工夫”に、“アタリの取り方”は微妙です。しかも、やり取りや取り込みは、外れやすくヒヤヒヤもの。

3つ目は、アジを越えた味。塩氷で絞めた身は刺身で戴くと、ヒラマサやブリに近く、且つ脂はしつこく無い、上品な美味さです。

そして、梅雨の真っ只中の6月中頃から7月初旬に、行かないと釣れない事のプレミア感!も拍車をかけています。

IMG_0203.jpg

そんなんで、今回、集まったのは、中島氏・山中氏・久保氏(大町町)、小野美氏(佐賀市)、横田氏・松田氏(伊万里市)、山田氏(東彼杵)にキャンセル待ちで入れた生嶋氏(伊万里市)の8人。

IMG_0204.jpg

集合は早めの3時、エサの準備等で30分に出発。(この雨で釣人は私達だけ?かと思ったら、早福行きなどでいっぱい。恐るべし・・・。)

現地着も5時前、出船よりかなり早い、理由は、前日の朝1好釣を狙う、万全の準備をする為でした。それで、予定の5時半より10分早く出船!
IMG_0205.jpgIMG_0206.jpg

釣り座は
初挑戦の久保氏・山田氏・松田氏(ペアの横田氏)がトモに。他は前にわかれます。細かな場所はジャンケンです。

IMG_0207.jpg

ポイントは近く10分で到着~。

碇を下ろし、スタートフィッシング。

直前に船長から、「下から3m上げてコマセを振って、更に2m上げて待つ!」の指示。

ところが?

中層でサバ子の猛攻に苦戦、やっと「きたー」と喜んだ久保氏には“チコ鯛”~残念。

IMG_0212.jpg

誰が“1抜け”か?と待つ事40分(随分待たされた!)。来たのは~横田氏!定説の1番男は期待を裏切りません。

IMG_0208.jpgIMG_0209.jpg

続いて小野美氏にヒット!いきなり50センチ近い良型!おめでとうございます。
次々にヒットの声!タモ係が忙しくなってきた、どれも良型ばかり、しかも他魚が無い本命ばかり。

IMG_0211.jpg

全員ヒットしたら1段落するかと思いきや数名が苦戦。
まずは本人の釣り方をチェックしアドバイス。
指示棚の説明だったが何?かも違う?

そうだ1連の動作もひっかかる?

ではでは

道具をお借りして、

実践開始!

カゴを船ベリ(エサバケツ)に置き、仕掛けを手繰りオキアミを付ける。仕掛けを海中に入れる(絡み防止)。カゴに撒きエサを詰める。竿を立ててカゴを沖に入れてクラッチを切る(他人との絡み防止)。

着底し3m上げて(棚止めも良い)シャクる。
シャクった分を巻きながら竿を下ろす。(これが1、5~2m)


当たらなければ、

その棚で再度シャクり1~2m上げて待つ。

もしくは、1~2m落としゆっくり誘い上げる。

2段階まで攻めて数分で、上げて再投入。

アタリは、小さく“コツン”としたもの。小さいアタリ程、良型の場合が多く、2度目のアタリまでに合わせないと掛からない。
合わせ後も、竿立ててすぐに巻かないと周囲に絡みやすく外れやすい。

又、やり取りも竿を揺らさず、ドラグ緩めで適度なスピードで巻く。

取り込みは、特に外れやすく、ネットを使う。

針を外したら、オキアミを付け次の投入(最初に戻る)を行う。

仕掛けが着底する間に、魚を絞めて血抜きバケツに入れる。

少々面倒な作業に思えるが、その人なりの、釣り座の整理、方法を掴み、且つ、仕掛けや釣り座による棚違いを早く読み取り攻略すれば(するほど)、釣果に恵まれますし、楽しさは何倍にもなります。

IMG_0213.jpg

ここで、2~3匹釣らせてもらうと(釣ると楽しかばい。)、前ば手伝って~と船長からヘルプの声。大掛かりな“お祭”で一苦労!
ようやく取れてトモを見ると、早くも自分流で魚が上がっています。1安心です。

“雨”な程、釣果が良く“小降り”になると、小さかったり小鯛やカワハギが混じります。この釣りが“雨を好む”事の象徴です。


2時間程で全員安打になり、納得サイズが止まりません。

再び降雨、ビギナーの面倒を船長が見てもらう間、私は前でサポート。

山中氏の休憩にお借りして釣ると、後ろと棚が全く違っていた。

底取りすると、他人と絡むので、棚止めしコマセ振り、何と5m上でヒット!。仕掛けの違いもあるが、この釣りの奥深さを再認識できました。

後半になり更に型も良く、アタリも鮮明になりますが、中には大アジ特有の小さいアタリがあります。しかも4号ハリスを簡単に切っていきますので、雑にはできませんね。

9時半の小降りで、少さいクーラーを見せてもらうと良型揃い。
早上がりが見えてきました。
が、更に雨は激しく降ってきたチャンス到来!に次々にヒット(もう止まりません)します。

10時半、もう釣れ過ぎ、相談し12時ストップを通告した。ところが、その矢先に風が吹き波も出てきたので、11時で納竿を宣告。

帰港後、皆さんのクーラーが重たい。検量が楽しみです。

帰路の雨は、沖より酷くてオドロキです。「こんな雨で釣り行ったと?」とか「釣り出来んやろ!」と言われのは当然ですね。

先ずは4名のクーラーを出すと釣れてる釣れてる!数も型も良し。
大きそう?なのを計ると50UPばかり。
そんな中、一際、大きいのが生嶋氏の57、5センチ・1kg!後少しで60センチ。
尾長グレじゃなかばい“アジ”ですばい。尻尾を見るとまるで戦闘機みたいに“カッコイイ”魚です。

IMG_0214.jpgIMG_0215.jpg
IMG_0216.jpgIMG_0221.jpg

総匹も200匹越え。大満足の爆釣となりました。

IMG_0220.jpg

IMG_0217.jpg
生嶋さんが釣り上げた 57.5cm 1.0kgの今回最大サイズ

今日は、ずっと潮が流れ、雨も降り続く最高の条件となりました。(その証拠に場所移動無しです。)


では仕掛けを紹介。

天秤は30~40センチ
(クッションはアタリが不透明になるので付けない。)
アンドンは60号鉛付き
。(鉛連結より一体型が仕掛けが立つ。)
ハリス4号にチヌ針7号
(上2~1mに下1、5m。枝は40センチ)
(ハリス切れが心配なら5号、喰いを優先すれば4号。)

必要小物は
ハサミ(絡んだら切って次を早くする。)
長いペンチ(飲み込んだら素早く外す。)
ナイフ(魚絞め)
タオル(魚掴みに手拭きと複数枚。)
バケツ(血抜きに手荒いと2個あれば重宝。)
クーラー(40L以上、塩氷で良く冷やす。)


エサは
撒きエサ(アミ2角)
付けエサ(大粒を2パック)

タックル(目安)

竿
50号の2、4~2、7m
7:3か6:4調子
リール
電動ダイワ400~500番
シマノ1000~3000番



7月までの1月ちょっと、こんな釣果見ると、行きたくなりますね。
大潮に休みが合っているかな?

山口仕掛け.jpg

佳福丸(よしふくまる)

出港地

長崎県平戸市生月町壱部浦港

お問い合わせ先

TEL:090-7477-5619(桝谷船長)


より大きな地図で 瀬渡し・釣り船出港場所(作成中) を表示

報告:伊万里本店(山口 義則)

ページの先頭へ