【つり具のまるきん】スタッフ釣行記｜壱岐沖で竿テンヤ・海香（久原）

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荒木智康（まるきん伊万里本店）	船：海香（伊万里市・久原埠頭）
釣り場：壱岐・勝本港沖	日付：平成21年3月17日（火）
ターゲット：真鯛
内容：竿テンヤ	ジャンル：船

到来！大型上り鯛を細仕掛けで狙う。

2009年3月17日　鯛ラバにエサを付けて・・・
近年ブームになっている鯛ラバ（鯛カブラ）。今回は真鯛シーズン到来との知らせを聞き、友人３人と乗り合いの客ら8人で伊万里市久原埠頭出港の海香で長崎県壱岐市の勝本港沖へと向かいました。
	今回お世話になったのは　海香 http://www.justmystage.com/home/kaikou/
今回、壱岐沖での竿テンヤは初挑戦。船長の佐藤さんに聞くと水深は80m～100m！　かなりの水深です。海香での真鯛釣りは、丸いオモリに2本針が付いた「テンヤ」に小さなオモリを等間隔に付けた（ビシヨマ）を使い、エサに生きたシバエビを付ける伝統的な仕掛けが主流になっています。
手釣りの仕掛け。

今回、私は竿テンヤに挑戦。　テンヤの代わりに使用したのが「鯛ラバ」鯛専用のルアーでテンヤにシリコン製のヒラヒラする飾りやラバーのネクタイが付き、型や色もさまざま。
まずは下準備。大型に照準を合わせて針を交換。 ↓今回準備した道具はコチラ↓
	■ フック：DUEL ソルティーラバー用 QCラバーフック大物 13×13 ■ 鯛ラバ：JACKALL BROS タングステン鯛カブラビンビン玉 100g　ピンク/ゴールド-11 ■ 鯛ラバ：シマノ炎月満月型タングステン仕様 60gを数個 ■ スプリットリング：Cultiva ♯3　P-03N シマノの鯛ラバのフックをDUELの大きいフックに交換するのに使用ラバーは全てカットしてあります。

全部の鯛ラバのフックを付け替えました。最初から付いているフックがいけないとは言いませんがエサの大きさや、大型がかかった時の事を考えると・・・
ジャッカルブロスのホームページ http://www.jackall.co.jp/menu.html	【ジャッカル・ビンビン玉】スプリットリング無しで簡単にフックの付け替えが出来る。 ※フックの輪が小さい場合取り付け出来ないので、輪がもともと付いていた物と同じもしくは大きい物を選ぶ（作る）ようにしたい。
準備完了！	久原埠頭を出港して約２時間でポイントに到着。

※糸はなるべく細い物を ※結束部分はしっかりと	■ リール：シマノクラド300J ■ ライン：PE1.2号200m ■ ハリス：フロロカーボン5号（7ヒロ・約13m） ■ ロッド：シマノ炎月 B661R （オモリ負荷100g程度の穂先がなるべく細く張りのある、固めの竿1.8m前後の物がおすすめ）

	釣り始めてすぐにベテラン西川さんにアマダイがヒット！手釣りです。ビシヨマでの釣りのエキスパート！手釣りの魅力を沢山語って頂きました。
またまたヒット～	いいな～・・・何で。となりだけ！？
僕のに何故来ないんだ・・・着底させてすぐに巻上げ開始。巻き上げスパンを５mから１０mまで長くしてみたり巻上げスピードを変えてみたり・・・色々試して待望の１匹目がヒット！！
	← しっかりカメラ目線で後ろでピースしているのは今回誘ってくれた喫茶グラム（伊万里市山代町）のマスター
上がってきましたシマノ・炎月満月型タングステン仕様 60gにシバエビを付けました。
一匹釣れたら火がつきました！スロットル半開き（笑）
外道のフサカサゴ ※刺された事はないのですが毒が有るらしいです。	チダイ塩焼きサイズです。
その後、ボチボチ釣れるのだが、二枚潮になり60gでは釣りにくくなって来た。そこで登場したのが「ビンビン玉100g」１個3000円以上するので根掛かり心配。最初はラバーを付けたままエサのシバエビを付けていたのですが、アタリがない。他のお客さん（手釣り）の方には釣れているのだが。おかしい・・・っで思い切ってラバー類を取り除き、エサの動きを妨げないようにしてみた。
	←タングステン製100gのこの鯛ラバは市販の鉛製の２０号（75g）の大きさとほぼ同じ。 20号の鉛製の物を物を使うより早く沈んでくれるので水深が深い場所ほど威力を発揮してくれます。玉自体の大きさを大きくして重量を稼ぐのも良いのですが喰いが落ちるらしいです。
作戦成功！？	でで～んと美味しいサイズ。
この真鯛のヒットパターンは、底を取りしばらく（10秒ほど）待って 5mほどゆっくり巻上げた所でモゾットしたアタリがありそもままコツコツアタっていたのですが25mほどでアタリが遠のいたので早巻で回収しようと５～６回巻上げた所でガツガツアタリヒットしました。
掛かった瞬間大物だとわかる真鯛独特の引き込みはスリル満点！（腰が引けてます）	早巻で誘うのが有効だと確信した私はリーリングのスピードを若干早めにしてポーズそしてサミングしながら落として・・・。またリーリング。５mほど巻上げた所で小さなアタリがありそのまま巻き続けて「ゴツン・ゴツン」と大きなアタリ。竿先に魚の重さを感じたときに大きく合わせてやり取り開始。
竿先は何回も水面近くまで引き込まれ、リールからはどんどん糸が出て行く。手釣りのお客さんも興味津々。最初の引き込みに耐えてからは落ち着いて巻上げ、上がって来たのは～。
	真鯛（74cm 4.4kg）
ほっと一息ついてさあ、時合い到来だ！っとエサを付けようとしたら・・・
	針が見事に折られてました。危なかったです。

その後もボチボチ釣れて、真鯛８匹にチダイ６匹、アラカブ・フサカサゴ。ふたを開けてみたら竿テンヤの勝利でした。タングステン製の鯛カブラ思い切って買って行き正解でした。
	釣った真鯛は刺身・塩焼き・吸い物などにして美味しく頂きました。５月下旬まで狙える壱岐沖の大型マダイ。細仕掛けでスリル満点の竿テンヤを始めてみませんか？
まるきんテンヤ・鯛ラバツアーのお知らせ！ 2009年4月12日（日）今回紹介した船「海香」にて鯛釣りツアーを予定しています。定員8名様定員なり次第締め切らせて頂きます。参加費１名様1.000円（参加賞あり）別途船代15.000円（一人）エビエサ代込み申込み・お問い合わせまるきん伊万里本店 0955-23-3518まで海香（佐藤裕二船長） http://www.justmystage.com/home/kaikou/

写真・文：まるきん伊万里本店（荒木智康）

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